三木市　天窓や太陽光パネルのある屋根の下地強化と遮熱フッ素塗装：施工事例｜姫路市の外壁塗装・屋根リフォームならハウスレンジャー

施工事例WORKS

三木市　天窓や太陽光パネルのある屋根の下地強化と遮熱フッ素塗装

施工前

工事内容: 屋根塗装；スーパーシャネツサーモF
(ASTEC）塗装色9114　キャビアブラウン
付帯部塗装；フッソUVコートⅡ　幕板・破風・雨樋
棟換気取付
ベランダ外部の外壁洗浄
お客様名: W様
施工エリア: 三木市

高圧洗浄、屋根塗装

足場の組立完了です。洗浄水や塗料が飛散しないようにメッシュシートの取付けも行います。
【施行前】屋根にいくつかの破損箇所が見受けられます。
屋根の高圧洗浄です。次に塗る塗料をしっかりと密着させるために、コケやカビなどの汚れを隅々まで落とします。
ゴミや汚れが詰まりやすい雨樋の洗浄です。中の状態を確認しながら作業を進めます。
軒樋や鼻隠し、破風など付帯部も丁寧に洗浄していきます。
軒天部分の洗浄中。長年の汚れをしっかりと落していきます。
雨戸の細かいすき間の汚れも洗い流していきます。
お施主様が気にしておられたベランダ外部の汚れを丁寧に落としていきます。そして、１日乾燥させます。
土間部分の洗浄作業。洗浄している土間の色の違いにびっくりですね。
天窓に塗料が付着しないように養生します。ビニールやテープなどで保護する作業です。
太陽光パネルもぴったりと覆い養生しました。
タスペーサー取付です。
屋根と屋根の間にすき間をつくり、雨漏りや結露防止の役目があります。
屋根の下塗り１回目は、アステックのサーモテックシーラーを使用します。
下塗り１回目塗装の完了です。
下塗り２回目。下塗り１回目を施工した際、塗料の吸収が激しい場合は、職人判断で再度塗装します。
下塗り２回目塗装。下地の強化ができていることを確認するのが大事です。
屋根裏にこもる湿気や熱気を外に排出する棟換気の取付を行います。
棟換気の取付作業完了です。
次は中塗りですが、下塗り２回塗装した後に、長期間の雨が続いたので３回目の下塗りを行いました。下塗り３回目完了しました。
中塗りは、アステックのスーパーシャネツサーモF使用。優れた遮熱性も兼ね備えています。
続いて、上塗り。特に夏場のエアコン使用を抑えることができるので、省エネ・節電・光熱費削減をお考えの方には嬉しい機能です。
深みと艶が増し、鮮やかな仕上がりのフッ素遮熱塗料になります。
下屋根の鉄部へケレン作業です。表面の汚れを落とし、塗膜が密着するため手作業で行います。
塗料飛散の心配はないのですが、塗装する箇所が下屋根で低い位置にあるため、念のため養生をします。
下屋根に養生完了です。これで、飛散の心配はなくなりました。
屋根の破損箇所（ひび割れ）にコーキングを充填しました。
屋根破損箇所（ひび割れ）の修繕完了です。
下屋根の下塗りです。サーモテックシーラーの特徴を最大限活かすため下地にしっかりと塗っていきます。
サーモテックシーラーには、それ自体に赤外線を反射するという遮熱機能があり、遮熱機能を備えた上塗り材と併用すれば、遮熱効果をアップすることができます。
下塗り２回目です。下塗りした際、塗料の吸い込みが多く見受けられたので、再度下塗りを行います。
下屋根の下塗り完了です。しっかり乾燥させます。
中塗りです。スーパーシャネツサーモFは、10年保証が付いたフッ素遮熱塗料になります。
さらに、上塗りを塗っていきます。
下屋根の上塗り完了しました。
雨樋にケレン作業です。強い塗膜を作るために大切な下地処理作業の一つです。
雨樋の下塗りは、フッソUVコートⅡを使用しています。
紫外線にさらされる付帯部（雨樋）は最も傷みやすい部分なので、とにかく長持ちするフッ素塗料を使用して上塗りです。
軒樋ケレン作業です。
軒樋の下塗りは、フッソUVコートⅡを使用しています。
上塗りをしているところです。
破風板ケレン作業をしています。
破風板の下塗りもフッソUVコートⅡ使用。
上塗りを塗っています。ツヤ感が蘇りましたね。
外壁のアクセントとなっている幕板のケレン作業を行います。
幕板に下塗り刷毛取りです。細かな箇所は小さなハケを使い作業します。
次は小さなローラーで全体を下塗りしています。塗装する場所により道具のサイズや種類を使い分けます。
上塗り仕上げです。超高耐久のフッ素塗料を付帯部塗装に標準装備しています。

下地の強化とは？

屋根は、紫外線や雨風によって劣化の速度が速いため、屋根塗装工事をするときには、下塗り材をたっぷりと使用し下地の強化がしっかりと出来ていることを確認することが重要となります。

また、今回は下塗り２回塗装した後に長雨が続き、現場判断により再度下塗り（３回目）を行うことにしました。

どうして、そんなにこだわるのか？

屋根の特性をわかっている多くの現場をこなした職人の判断、工事にあたるお家の状態を考慮し、長く塗膜が保つように考えて下地の強化という見えない部分の手順にこだわりました。

外壁の傷みが気になり始めて外壁塗装を検討し、屋根塗装も同時に検討するパターンが多いです。外壁は目につきやすいため傷みの状態にも気づきやすいのですが、屋根の劣化状態には気づきにくいようです。そのため、塗装できない状態まで放置となってしまい、塗装不可能となりカバー工法や葺き替え工事となってしまいます。そうならないために、屋根も健康診断（点検）が大切です。

今回の工事は、屋根塗装のみのご依頼です。職人がお施主様のこれからの生活を加味し、屋根が傷みにくいように下地の強化と遮熱フッ素塗料で長持ちするように仕上げています。