コーキング(シーリング)の施工不良の原因
コーキング(シーリング)工事後に、広い範囲において、たくさんのダマ(ガタガタしている表面)が発生している場合は間違いなく業者の施工不良です。
ダマ(ガタガタしている表面)が発生する原因はいくつかあります。
①施工場所にシーリング材を充填した後、かなりの時間放置してから仕上げていたケース
②シーリング材自体に何らかの不具合があったケース
ただし、工事を施工するのはプロの職人です。材料に不具合があっても、シーリング材の場合は、新しく打設する際にどのような状態で材料が出てくるのか?分かっているはずです。固まって出てくるような材料の場合はその材料は避けて、別の材料を使用することを選択するでしょう。
もし、充填してしまった場合でも、ダマになっているシーリング材を取り除き、新しいシーリングを打設すればベストな判断です。
「コーキング工事って、そんなに大事なん?」て思われますよね
コーキング(シーリング)の働きは、家に侵入する水分から守ることです。侵入した水分や雨水・湿気によって、いつの間にか家に影響を与えてしまうからです。気づいた時には、構造材や外壁の下地などが、カビていたり、腐ってしまうことがあるからです。そうならないために日頃から、こまめな点検やメンテナンスチェックを行いましょう。