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屋根外壁の人気カラーと注意点＆塗り替えを失敗しないコツは？

最終更新日 : 2023.7.31

外壁塗装や屋根塗装などの塗り替え工事をした後や塗り替え工事の最中に、なんだか？思っていた色と少し違うと違和感をお持ちの方が少なからずおられるということは承知しています。

ご相談いただく中で、「１回目の塗り替え工事の時にはね…」と、心にしまい込んだ気持ちを打ち明けられ、また、同じような不安を抱きながらも塗替え工事を検討しているご相談者様も見受けられます。そこで、塗替え・リフォームを検討し少なからず不安をお持ちの方、また複数の業者から見積もりを取っている方へ、ハウスレンジャーより、プラスアルファの工夫をお伝えします。参考になりましたら幸いです。

今、塗り替えをご希望されるお客様からの人気のカラーは、ホワイト系、ベージュ、ブラウン系、もしくはブラック系が見受けられます。

お家の形や立地により、プラスアルファの工夫を考慮していたら、不安は少し解消されるのではないかと思います。

と言いますのも、まず日本には四季の移ろいがあり、朝夕にて、日の当たり方(角度)も違ってきます。そして、実際に外壁や屋根を新しく塗り替えた色を見る人は、外壁と屋根の塗装職人、その他の職人、アドバイザー(スタッフ)、お客様自身などです。

打ち合わせで「納得して決めた色だけど、なんか想像していたのと違う…」と心に秘めているお客様。ご自身で色決めを決定されたから満足していると思うアドバイザー(スタッフ)や工事に関わる職人。そしてまた、不安や不満を抱えながら、工事を見守るお客様。不安や不満を抱え悩んでいることを気づかないアドバイザー(スタッフ)や職人たち。

どうでしょうか？心の中までは、皆同じ方向をむいていない時もあります。また、仕上がりが楽しみなはずなのに、どんどん心配や不安が大きく膨らむ時もあります。

そんな時には、どうするのが正解でしょうか？

まず、塗装工事に関わっている職人は、外壁塗装や屋根塗装に関する部分は詳しく見ることができますが、その他は困難です。他の職人さんたちも同じく、自分の専門の領域には気づきやすいけれど、専門外の事になるとなかなか気付けないことが多くあります。そして、スタッフやアドバイザーやお客様自身も、年齢もさまざまであれば、気づく部分と気付けないことも多々あります。色の見え方や感じ方も同じではなく、個人差があります。

ただ、お客様が心の中に持っている気持ちや抱えている心配事を少しずつでも共有できることや解消できる事は、知恵をしぼれば、あると思います‼︎

でも、気になっていた事や思いを伝えた時に、どう思われるか不安で、諦める方もいらっしゃると思います。

奥歯に詰まったような関係にならないために‥…

お客様がこの色で塗り替えをします!と決めたあの時に、時を戻そう‼︎ 　　

では、塗り替える色を決めた時はどのようにしましたか？

⭐︎カラーシュミレーションは「だいたいの雰囲気が分かるツール(道具)の１つ。

弊社でも色決めの際には、従来の色見本の他に、PCやタブレットを使ったカラーシミュレーションを使った色選びもさせて頂いています。

色単体を見るだけでなく、お客様のお家の画像の塗装(塗り替え)する部分にご希望の色をのせて雰囲気を見ることができるので、とても便利です。

しかしここにも注意点があります。

画面を通して見た色をそのまま指定すると、お客様が思い描くのとは微妙に異なる色味に仕上がることもあるからです。ただ、お客様がシュミレーションで選んだカラーを、納得の上で工事にした場合は良いと思います。　

それでも、心配だな…と少し心配や不安をお持ちのお客様には、塗り替えを失敗しないためのワンポイントアドバイス‼︎を……

⭐︎各メーカーや塗装店や塗装業者さんの見本板などで色を決める場合

「この中から、塗りたい色をお選びください」と渡されてませんか？

色合いを合わせたり、トーン（明るさ）などを調整する時にあれば、有効です。グレー系やベージュ系にしようかな？など、色を決めるにあたり方向性を決める道具としては、必要不可欠です。

この道具しか、見たことない！って思われる方は、業者さんに相談してみましょう。もう少し、大きい色板（いろいた）と呼ばれるメーカーさんが作成してくれている色の見本板があります。大きさにして、A4サイズほどの物です。

「いいな」と思った色より、やや暗めの色調の色を選びましょう。 　

なぜならば、室内で見てやや暗めに見える色でも、太陽光の下で見ると、それよりも明るめに見えるからです。 　

プラスアルファの工夫というのは…… 　

「もし、自分がお客様の立場だったら…」の考えにこだわるハウスレンジャーでは、【色決め】の手順に、時間をかけて、しっかりと熟慮することを心がけています。お客様によりますが、おおむね、ハウスレンジャーでは、色決めの期間は２週間から１か月の時間をかけています。吟味される方では、６か月から１年ほどの期間をかけて、熟慮されています。よくお考え下さい。また、次の時に塗り替えればよいやん！なんて、簡単にすますことができないほどの高額な工事です。納得できるまで、じっくりと時間をかけてもいいと思います。

くわしくは、こちらクリック↓↓
https://www.himeji-gaiheki.com/column/13724.html

職人が１枚１枚サンプル板を作成しているブログはこちら↓↓
https://www.himeji-gaiheki.com/blog/2021/02/19/17154

そして、外壁塗装（塗り替え）の人気色のブラック系を希望される場合は、注意すべき点もあります。

夏場の直射日光が当たるため、遮熱や断熱性のある塗料をお選び下さい。

また、塗膜の着色・光沢調整などの目的に用いる「顔料」の色の作り方ですが、基本的には、５原色を混ぜて作ります。（赤・青・黄・白・黒）

そのため、日の当たり方や季節・気温の違いや塗りムラや濃度によって、黒を希望されていても、墨汁のような黒だったり、紫色や濃い青に見えたりすることもあります。そんな時には、原因を突き止めなければなりません。丁寧に対応してくれる業者さんをお選びください。

今ではメーカーが機械で作りますので、いろんな種類の色が作ることができます。ご心配な方は、相談されてはいかがですか？

機能性を重視し、選んだ塗料メーカーによっては、ブラックの設定がないメーカーもあります。同じ品番でも、さらに、深みが増すようなことも可能ですから、念入りに検討してみて下さいね。丁寧に対応される業者さんであれば、せかしたり、急がすことはないでしょう。

ブラックの施工事例
https://www.himeji-gaiheki.com/seko_color/black

シンプルに一色塗りで仕上げる塗り替えや、アクセント部分に映え色を選んだり、また立体感のある2色塗りや3色塗りに仕上げたりと、さまざまな塗り替え工事が可能です。

そして、職人の腕により仕上げるため、同じように創り上げることは不可能です。似せたり真似したりすることはできますが、全く同じ柄や模様などの仕上がりは不可能です。　

世界に一つしかないお客様のオリジナルの塗装工事となります。