サビ・手すりのサビ・倉庫のサビ・サビに困ってる！ハウスレンジャーの錆処理作業

こんにちは！ハウスレンジャーです。

本日のレンジャー部隊の作業の一コマをご紹介いたします。

事務所にあるコンテナ倉庫の下地処理作業です。
かなりのサビがあり、腐食している箇所もあるコンテナ倉庫が弊社事務所の隣にあります。

レンジャーたちが、朝から、ケレン作業（さび落とし）を手作業で仕上げています。もちろん、社長の作業姿を見て、ニャット君が学んでいます。

ケレン作業とは？ケレンって業界用語？専門用語に思いますが、英語のクリーンがクレーン、クレン、ケレン……と訛ってケレンになったという諸説もあります。クリーンが語源ならば、きれいにすることですかね。

主に、鉄部分に対して、素地調整を意味する言葉で、サビ落としの意味合いで多く使われています。塗料を塗る前に、下地をきれいにする。整えることをケレン作業といいます。

ご自宅のベランダ手摺り部分のサビ・倉庫のサビ・物干しのベランダ枠のサビ・階段手すりのサビなどなど、たくさんありますよね。

モケモケになったサビ部分。気を抜けば、けがをしたり・・・・危ないですよね。

なぜレンジャーたちはケレン作業を丁寧にするの？

ケレン作業の重要な目的は？

①塗料を長持ちさせるため。

どんなに高性能な塗料でも、サビや汚れなどの異物の上から塗ってしまうと、その異物の影響が原因で、塗装膜が長持ちしなくなってしまいます。

このコンテナ倉庫のサビをのこしたまま塗料を塗ってしまうと、サビは塗膜の下で成長し、いつの間にか塗膜を破ってしまう可能性があります。

あるいは、サビの成分が塗料の低級性に悪影響を及ぼし、塗装後すぐに、塗装膜は浮き上がったり、剝れてしまうことになります。強力な防錆剤を塗っても，サビを根本から除去しなければ、サビの脅威にさらされることになります。

②塗料の密着性をよくするため

表面に汚れや異物を残したまま塗料を塗ると、塗る面と塗料の表面に世切れや異物が入ったままになります。塗料がしっかり外壁など塗る面に付着できないと、塗膜剥離や傷や割れ・膨らんだりすることが発生しやすくなります。

特に、塗装の前段階で、下地処理を甘くしてしまうと、塗装工事の下塗り、上塗りなど、いかに優れた塗料を使っても、脆弱な塗装膜となり、塗料の性能を発揮することはできません。

③塗装の完成度を高める

ケレン作業によって汚れや異物を取り除くと、凸凹がなくなり、滑らかになった表面には、塗料をしっかりとまんべんなく密着させることができます。そして、高性能な塗料の性能を発揮することができます。

もちろん、さびを落とした状態だけでは、オールオッケー！ではありません。
補強や補修や必要な場合は、下地をしっかり作り上げる工程も必要になります。

社長も作業に加わり、ニャット君やレンジャー部隊と一緒に汗を流しています。
機械など道具を使用することもありますが、全て、最後は職人の手でチェックをするハウスレンジャーです。
仕事に厳しい社長も一緒になって作業をし、仕上げのチェックも怠りません。

ハウスレンジャーでは、下地処理作業を丁寧に行うことをモットーに職人さん達は、丁寧に進めています。

今後、このコンテナがどんなふうに変身するのか？こうご期待ください!!!!