COLUMN

外壁塗装するなら教えます!コーキング(シーリング)の重要性と寿命

2018.08.28

コーキング(シーリング)の役割

大切なマイホームのメンテナンスが気になり始めている方。

後悔したくない外壁塗装のために、まずは知って納得してほしいことをお話しておきたいと思います。

外壁塗装を検討しているお客様より

「この塗料だと何年もつの?」
「どんな塗料がいいの?」

と塗料に関するご相談を多くいただきます。
どの塗料を選ぶことが最適なのかと悩みますね…

塗料選びも大事ですが、塗装工事をする前の下地処理が大事なことをご存じですか?

下地処理の良し悪しが5年、10年という年月を経て、出来栄えに現れてきます。
いくら良い塗料を塗ったとしても、下地処理が悪ければ意味がないからです。

失敗しない外壁塗装のために大切なことは、下地処理なのです。
その下地処理工程の中で、コーキング(シーリング)とは何か、ご存じですか?

外壁のつなぎ目や窓まわりに見られるゴム状の目地材を ”コーキング” または ”シーリング” と言います。

「えっ、あの目地に埋め込んであるゴムって重要だったんだ?」

そうなのです!
目立たない存在のようですが、実は住宅を守り長持ちさせるうえで、非常に重要な役割を果たしています。

今回のコラムでは、
外壁を守っているコーキング(シーリング)についての基礎知識をお伝えしたいと思います。


①コーキングの必要な外壁、使わない外壁

あなたのマイホームは、どんな外壁材をお使いでしょうか。
外壁材によって、コーキングの必要なものとそうでないものがありますので、戸建て住宅によく使われている外壁材の種類と特徴、コーキングの有無を簡単にご紹介します。

まずは、マイホームの外壁材の特徴を確認してみましょう。

サイディング
工場で生産したサイディングボードを、現場で張って施工する外壁です。
耐久性に優れ、デザインのバリエーションが非常に多彩。
施工も容易であることから人気が高く、現在の戸建て住宅では9割近いシェアを占めています。
※パネルの間の目地やサッシまわりに、コーキングを使用します。

ALC
ALCとは、軽量気泡コンクリートを使ったパネル状の外壁材です。
コンクリート内部に無数の気泡が存在するため軽いのが大きな特長。強度、耐火性、防音性にも優れ、マンションなどに多くみられます。
※パネルの間の目地やサッシまわりに、コーキングを使用します。

モルタル外壁
昔から使われており、現在も根強い人気のある外壁です。
モルタルとは、セメントに砂を混ぜて水で練ったもの。
スタッコやリシン、左官など、仕上げの違いによってさまざまな風合いを出すことができます。
※目地がないので、外壁にはコーキングを使いません。
※住宅メーカーによってはサッシまわりや縦目地(伸縮目地)に使用されますが、使用されない場合が大半です。

タイル
種類が多彩で、高級感あふれる風合いが魅力の外壁です。
総タイルではなく、玄関まわりなどに部分使いしているお宅をよく見かけますね。
タイルは変色や劣化が少なく、高い耐久性を誇る外壁材。
割れやヒビが発生していないかチェックが必要ですが、メンテナンスの必要はほとんどないと言われています。
※目地がないので、外壁にはコーキングを使いません。
※住宅メーカーによってはサッシまわりや縦目地に使用されますが、意匠性を重視されるため住宅では使用されない場合が大半です。

紹介した4種類の外壁のうち、サイディングとALCが目地にコーキングを使用します。

現在の戸建て住宅の外壁材として、この2つがシェアの大部分を占めています。
つまり、ほとんどのお宅は定期的に目地をメンテナンスする必要があるということになります。

そして、モルタルやタイルの外壁ならコーキングは一切不要!というわけではありません。
外壁の目地だけでなく、玄関・サッシまわりやベランダをはじめ、コーキングによる防水の必要な箇所は、家の内外に数多く存在しています。

“コーキングと無縁の家”は存在しない

ともいえますので、マイホームのどこにコーキングが使われているか把握してみましょう。


②コーキングの役割は“防水”と“クッション”

コーキングの役割は大きく分けて2つあります。

外壁材の間に隙間ができないように、雨や湿気の侵入を塞いで防水する役目。
もうひとつは、外壁材が気温変化によって膨らんだり縮んだりします。その動きに対応して力を逃すクッションの役目をしています。

このコーキングが劣化してしまうと、クッション性を失い地震などによる揺れに弱くなってしまったり、風雨の侵入を許してしまい雨漏りの原因になったりします。


③コーキングの寿命は何年くらい?

一般的に、外壁において最初に劣化していくのがコーキング(シーリング)部分です。
どれくらいで劣化するのか?
その答えは、一概には言えません。

雨風の受け方や紫外線量、地面の揺れなどの、立地環境によって大きく異なるからです。
あくまで目安としてですが、コーキング部分が痩せてひび割れてくるのが、早ければ5~7年でしょうか。

一般的には10年前後といわれています。


④劣化したコーキングはどうなるのか?

コーキングが劣化した時の状態を知っておくと、ある程度のセルフチェックができます。
代表的な症状をご紹介しますので、あなたのマイホームは大丈夫なのかを確認してみてくださいね。

CHECK1“隙間”ができていませんか?(剥離)

コーキング材が外壁の動きについていけず、目地に密着しなくなった状態です。
外壁とコーキング材との間に隙間ができるということは、当然ながら防水機能に影響を及ぼします。
最初の施工時に、下地材(プライマー)の塗り忘れや塗りムラがある場合に起こりやすくなります。

CHECK2“ひび割れ”はありませんか?(破断)

コーキングが経年によって劣化し、痩せて裂け目が入ってきています。
そろそろ寿命のため、打ち替えのタイミングかと思います。

CHECK3下地やバックアップ材は見えていませんか?

破断したコーキングをそのままにしておくと、もちろんですが劣化は進行します。

こちらはコーキング材(白い部分)の裂け目からグレーの下地が見えていますね。
さらに劣化すると、その奥にある青いテープ(正確にはボンドブレーカー)が露出します。

もしも青いテープが見えていたら…

コーキング材の厚み不足が考えられます。

塗料に関しては各メーカーが推奨している基準塗布量がありますが、コーキングに関しては基準量が明確ではありません。
そのため厚みが確保されていない場合があるのです。
コーキングも塗料と同じで、厚みを充分に充填することによって本来もっている性能を発揮できるのです。

そういえば、うちの目地もこうなっていると、気づかれた方もいらっしゃると思います。
もし症状があるならば,メンテナンスの時期がきているもかもしれませんね。


⑤劣化したコーキングがもたらす、マイホームのダメージ

目地の劣化をそのまま放っておくと、どうなるのでしょう。
防水機能を果たせなくなった目地から、いつかは雨水が入り込み、建物の構造にダメージが及びます。

具体的には雨漏り、腐食ですね。進行するほど、マイホーム自体の強度に影響を与えます。
腐食した木材はシロアリの好む環境ですから、被害を受けるリスクも高まります。

そうなると外壁のメンテナンスは塗装だけでは済まなくなり、内部の修繕や外壁材の張り替えという大規模な工事になってしまいます。

まとめ

いかがでしたか?

マイホームの外壁を、雨水の侵入によるダメージから守っているコーキング(シーリング)。
たかが目地の劣化と、おろそかにできませんね。

住まいのメンテナンスで最も重要なのは、住宅の構造や環境に適したコーキング材を正しく使うこと。
信頼できる業者に相談し、適切なメンテナンスを行うことで、家の寿命は10年も20年も違ってきます。
つまり、大切なマイホームを長持ちさせる秘訣は、コーキングのメンテナンスで差がつくのです!

これまでコーキングの不具合による雨漏り現場に数多く遭遇し、下地処理の大切さを痛感した経験から、コーキングの重要性をお伝えしました。

このコラムでお伝えした情報が、あなたのお住まいをいつまでも快適に保つご参考になれば嬉しく思います!

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